新幹線・総合交通体系対策特別委員会

○花崎委員
ただいま、HACの事業計画の見直しなどについて説明を受けましたが、6月4日に奥尻空港上空で重大インシデントを起こしたことに端を発し、3機のうち1機が長期間運休するなど、HACの経営に大きな影響を及ぼすこととなりました。
今回の新たな事業計画については、その達成に向け、確実に進めてもらうことが重要であり、我が会派としては、今後とも、HACの経営について、十分に注視してまいりたいと考えています。
そこで、幾っかお伺いいたします。
まず、機材整備についてでありますが、事業計画の見直しに当たっての前提条件については、平日と週末などの需給調整を考慮するなど一定の改善が見られますが、最近、機材故障等による欠航が頻繁に見られており、機体の経年化が進んでいると思うが、安定的な運航が確保されているか、懸念されるところであります。
機体整備の対応などについて、どのように改善していくのかお伺いいたします。

○戸田委員長
飯塚空港活性化推進室参事。

○飯塚空港活性化推進室参事

機材整備の対応についてでありますが、HACにおいては、今回の事態を踏まえ、整備部門における取り組みを強化することとし、機材整備を委託しております日本エアコミューターの整備管理部門との、一層の連携強化を図っているところでございます。
また、HAC独自に機材の故障や修理などの機材情報を管理する手法を取り入れ、機材の品質確保に取り組んでいるところでございます。

○花崎委員
次に、利用率についてでありますが、機材故障による欠航が頻繁におきますと、利用客は予定が立たないことから、利用率の減少も危倶されます。
どのような対応を考えているのかお伺いいたします。

○戸田委員長
高橋空港港湾局長。

○高橋空港港湾局長
安定運航についてでありますが、HACが道内航空ネットワークの中核を担う航空会社として、利用者の皆様方に安心して利用していただくため、安全で安定的な運航が確保されることが何よりも重要であると認識しているところでございます。
そのためには、機材整備を充実することにより、不意の欠航を極力減らしていくことが重要であり、より安定的な経営を早期に確立し、道民の皆様方の信頼回復に全社を挙げて努力されるよう、引き続き、求めてまいりたいと考えております。

○花崎委員
次に収支計画についてであります。
平成24年度以降の計画については、l億円以上の黒字を計上していますが、このような収支計画の示し方になっているのは、具体的にどのような算定を行っているのかお伺いいたします。

○飯塚空港活性化推進室参事
収支計画についてでありますが、収入の大部分を占める旅客収入に、つきましては、今回修正した路線便数計画による各路線における過去の就航率や利用率を勘案して旅客数を推計し、
これに旅客単価を乗じて算出したものでございます。
一方、費用につきましては、運航に要する燃油費や航空燃料税などの航空燃料費、さらには各空港の地上サービス委託費、機材整備費、人件費などを積み上げ、経費を算出し、収支を計画したところでございます。

○花崎委員
最後にもう一つ、西村社長がみずからの報酬に関し、1カ月10 %を返納する旨、臨時株主総会にて報告していますが、このことで経営責任を果たしたと道としては考えているのかお伺いいたします。

○戸田委員長
武田建設部長。

○武田建設部長
経営責任についてでございますが、道としては、HACがこのたびの事態に当たって、的確な情報共有と迅速な事後対応ができていなかったという、処分を含めた管理監督上の責任を十分に認識するよう求めていたところであり、このたびの対応については、西村社長御自身が判断されたものと承知しているところでございます。
今後、HACにおいては、利用者や道民の皆様方からの信頼回復に向け、全社を挙げて日々の安全運航に努め、安定的な経営の確立に、引き続き、一丸となって頑張っていただきたいと考えているところでございます。